脊椎脊髄外科 久保田基夫

亀田総合病院 脊椎脊髄外科の紹介

当科は脊椎脊髄疾患および末梢神経障害を有する患者さまに、高度な脊椎脊髄手術と質の高い医療サービスを提供することを使命に掲げ、2007年に発足しました。 

当科の特徴はおおむね3つに分かれています。 

1)豊富な症例数 

南房総のみならず、全国から「亀田ならばこの症状をなんとかしてくれるかもしれない」との期待を込めて患者さまが訪れます。
治療対象疾患は頭蓋頸椎移行部から仙骨までの脊椎・脊髄疾患および末梢神経疾患の外科的疾患が対象です。 

脊髄腫瘍や脊髄空洞症に対する顕微鏡を使用した脳神経外科的手術から、脊椎損傷や骨粗鬆症などのようにスクリューやロッドを使用して矯正や固定を行う整形外科的手術まで,幅広く対応しています。 

2)充実したチーム医療体制

向上心が高くで経験豊富なコメディカルのサポートのほか、リハビリテーション科や脳神経内科などとも非常に密な関係を保っており、信頼関係を築いています。また総合病院の強みを生かし、他科と連携で手術に入ることもあります。多職種横断的なチーム医療は亀田総合病院の強みです。 

3)発信する学術活動 

当院で主催する房総脊椎脊髄手術手技研究会(BOSST)は今年で16年目を迎えます。様々な立場の医師が垣根を超えて自由に意見を交わし、切磋琢磨する場として毎年大勢の先生方にこの南房総にお集まりいただいています。 

第27回日本脊椎脊髄手術手技学会 (JPSTSS) を大会長として主催いたしました。コロナ禍での開催となりましたが、演題登録数、参加者総数ともに過去最高を記録し、盛会のうちに終えることができました。 

脊椎脊髄外科の診療項目

頭蓋頸椎移行部から仙骨までの脊椎・脊髄疾患および末梢神経疾患の外科的疾患を対象としています。 

  1. 脊椎変性疾患
    1. 頸椎変性疾患:椎間板ヘルニア,変形性頸椎症,後縦靱帯骨化症
    2. 胸椎変性疾患:黄色靱帯骨化症,後縦靱帯骨化症,椎間板ヘルニア
    3. 腰椎変性疾患:椎間板ヘルニア,腰部脊柱管狭窄症,腰椎分離滑り症
  2. 脊椎・脊髄腫瘍:原発性および転移性脊椎腫瘍,硬膜内髄外腫瘍,脊髄髄内腫瘍
  3. 先天性脊椎脊髄疾患:キアリ奇形,脊髄空洞症,(脊髄髄膜瘤),頭蓋頸椎移行部奇形
  4. 脊髄血管障害:脊髄動静脈奇形・動静脈瘻
  5. 脊椎・脊髄外傷:腰椎圧迫骨折
  6. 絞扼性末梢神経障害:手根管症候群,肘管症候群,足根管症候群,胸郭出口症候群
  7. その他

オンラインセカンドオピニオン・オンライン診療の対象となる方

  1. 初診:セカンドオピニオンのみ ‐ 原則として他院の受診歴のある方
  2. 再診:術後経過観察の保険診療 ‐ 当院で外科的治療を受けた方で、遠方にお住まいの方 

※診療情報提供書および脊椎脊髄外科問診票を拝見した上で受診予約をお取りいたします。
他院で受けられた術後経過に関するご相談、交通事故や労災などの保証や訴訟などに関するご相談、内科的疾患や心理的要因での痛みやしびれなどに関するご相談など、相談内容によってはセカンドオピニオン外来をお受けできない場合がございます。 

ご用意いただきたい書類

  1. 診療情報提供書 
  2. 他院で撮影された画像データ(MRI,CT,レントゲンなど) 
  3. 脊椎脊髄外科問診票(別紙)

診療日時と料金

診療日時

初診(セカンドオピニオン 自費診療)木曜日 
14:00~15:00
(診察時間は、40分を予定しています)
再診(術後経過観察 保険診療)木曜日 
15:30~16:00

料金

(税込)
初診(セカンドオピニオン 自費診療) 33,000円
再診(術後経過観察 保険診療) 保険診療で算定される料金
※ご自身の保険診療の枠内でご受診

担当する医師

久保田基夫(脊椎脊髄外科 部長)

職歴)
1982年  千葉大学卒業
1982年~  千葉大学附属病院、川鉄千葉病院、千葉労災病院、千葉県救急医療センター勤務
1998年  ゲッチンゲン大学(ドイツ連邦共和国)留学
2006年  亀田総合病院 脳神経外科 部長
2007年  亀田総合病院 脊椎脊髄外科 部長

所属学会)
日本脳神経外科学会、日本脳神経外科コングレス
日本脊髄外科学会(指導医・理事)
日本脊椎・脊髄神経手術手技学会(理事・第27回学術集会会長)
日本脊椎脊髄病学会(会員)
日本脊髄障害医学会(評議員)
房総脊椎脊髄手術手技研究会(代表世話人)

ベストドクター (2012年~)

申込方法

オンライン診療システム「Smart Cure」で、「患者登録」をお願いします。

患者登録後、「予約」から申込フォームをご記入ください。

当院担当から、ご相談内容と診療日時の連絡を差し上げます。

肉腫科 高橋 克仁

肉腫治療の専門家チームによる亀田オンライン

肉腫_高橋克仁医師

亀田メディカルセンターの肉腫科

  • 癌(carcinoma)は外部環境と接する上皮細胞から発生するがんで、肉腫(sarcoma)は体の内部にある軟部組織(平滑筋、横紋筋、脂肪組織、血管、神経、結合組織など)と骨組織から発生するがんです。
  • 消化管間質腫瘍(GIST)も体の内部にある軟部組織から発生する腫瘍です。
  • 子宮や卵巣に発生する癌肉腫(腺肉腫)は一つの腫瘍の中に癌(腺)組織と肉腫組織が共存する腫瘍です。
  • 乳房に発生する悪性葉状腫瘍や肝臓・肺に発生する類上皮血管内皮腫も肉腫に類似の腫瘍です。

最近のゲノム解析結果から、肉腫は癌と全く異なる悪性腫瘍です。有効な薬物治療に乏しく、抗がん剤を中心とする癌専門の治療だけでは、肉腫の再発・転移に対する標準治療とは言えません。亀田メディカルセンターの肉腫科は、令和元年に新たに創設された肉腫の専門医師による肉腫患者さまのための診療科です。

肉腫_高橋克仁

3つのメニューと対象になる方

1. オンラインセカンドオピニオン

現在の主治医からの診療情報提供書(紹介状)や画像等の資料をお持ちの方

  1. 初診 
  2. 再診(亀田グループの診察券(ID)をお持ちの方)
2. オンラインショートオピニオン
  • とにかく今すぐ肉腫の病状を相談して受診のための助言を得たいが、遠方等のためすぐに受診できないという初診患者さま
    ※他院からの診療情報提供書(紹介状)や画像等の資料は必要ありません。
3. チャプレン相談

各診療時間と料金

1. オンラインセカンドオピニオン

時間

  • 60分(診療情報提供書の作成時間を含む)

料金(初診)

(税込)
初診 基本料金※40,000円
放射線科読影料5,000円
病理診断料5,000円
2通目以降の診療情報提供書 2,500円/1通

※基本料金に、受診後の診療情報提供書1通分を含む

料金(再診)

(税込)
再診1回目基本料金 ※20,000円
再診2回目以降基本料金 ※10,000円
放射線科読影料 5,000円
2通目以降の診療情報提供書 2,500円/1通

※基本料金に、受診後の診療情報提供書1通分を含む

2. オンラインショートオピニオン

時間

  • 30分

料金

(税込)
オンラインショートオピニオン 10,000円

ご用意いただきたいもの

1. オンラインセカンドオピニオン
  1. 現在の主治医からの診療情報提供書(紹介状)
  2. 血液検査結果(手術前のものを含めて下さい)
  3. がんゲノムプロファイル検査結果(検査している場合のみ)
  4. CT、MRI、PET-CTなどの画像と放射線科所見
  5. 初診の方は直近の手術で摘出した腫瘍の病理所見と染色プレパラート
    1. HE染色プレパラート
    2. 免疫染色プレパラート(検査している場合のみ)
2. オンラインショートオピニオン
  • 特になし

肉腫科オンラインセカンドオピニオンの診療実績

(2020年6月2日~2021年6月3日)

診療実施総数 268件
受診患者総数 163人

肉腫の種類

  • 平滑筋肉腫(子宮、後腹膜、下大静脈、腎静脈、大腿、胃、小腸、膵臓、精巣)
  • 脂肪肉腫(後腹膜、腸間膜、縦隔、鼠径部、腎臓)
  • 子宮内膜間質肉腫/未分化子宮肉腫
  • KIT陽性消化管間質腫瘍(GIST)(小腸、胃)
  • 子宮癌肉腫/腺肉腫
  • 類上皮血管内皮腫(肝臓、肺)
  • 血管肉腫(肝臓、頭部、虫垂)
  • 悪性孤立性線維性腫瘍(後腹膜、骨盤腔内)
  • 肺動脈内膜肉腫
  • 未分化肉腫(心房、腎臓、下大静脈)
  • 横紋筋肉腫(四肢)
  • 粘液線維肉腫(縦隔)
  • Ewing肉腫(四肢、腎臓)
  • 紡錘形細胞肉腫(後腹膜、大網)
  • 骨肉腫(四肢)
  • 前立腺間質肉腫
  • 悪性末梢神経鞘腫(後腹膜)
  • 線維形成性小円形細胞腫瘍(DSRCT)(原発不明)他

担当する医師

亀田総合病院 肉腫科部長 高橋 克仁
日本肉腫学会理事長
学会認定肉腫指導医・専門医

高橋先生_オンライン診療
亀田オンラインの際の実際のビデオより

亀田メディカルセンター肉腫科のオンラインセカンドオピニオンでは、肉腫と診断されたり、再発・転移と告げられて不安に思っている患者さま、ご家族さまが受診されています。オンラインセカンドオピニオンを通じて、適切な対処法を探します。

下の図は初診患者さまが肉腫と診断されてから肉腫科の亀田オンラインセカンドオピニオンを受診されるまでの期間(月)を集計したものです。肉腫と診断されてから3ヶ月以内に受診された患者さまが45%あり、これは従来の外来に比べて高い数字です。インターネットの即応性と利便性を併せ持つオンライン外来の特徴が出ているものと思います。

肉腫オンライン受診までの月

この数値が100%に近づくように、「肉腫と診断されたら、再発転移と言われたら、今すぐ肉腫が専門の肉腫科へ」これが私たちの一つ目のメッセージです。

もう一つのメッセージは、「決してあきらめないで」という言葉です。

抗がん剤治療や緩和ケア以外に方法はないのだろうか、そんな患者さまも肉腫科の亀田オンラインを受診してみてください。地元の主治医の先生と連携した今できる最善の治療や新たな治療の可能性を考えます。

利用方法

利用方法は、以下のボタンからご覧ください。

申込方法

オンライン診療システム「Smart Cure」で、「患者登録」をお願いします。

患者登録後、「予約」から申込フォームをご記入ください。

当院担当から、ご相談内容と診療日時の連絡を差し上げます。

ウロギネ科 野村 昌良

なぜウロギネのオンライン診療?

ウロギネや女性排尿機能に関わる病気で悩んでいる方は非常に多いにも関わらず、「恥ずかしいから」「どこを受診していいかわからなかった」「どのくらいになったら受診した方がよいのかわからなかった」と思われる患者さまが非常に多いことが、我々の診療をしていて感じたことです。

今回のオンライン診療はそのような患者さまの悩みを解決する、非常に有効な医療提供になると考えられます。

  • まずはオンラインで専門家の話を聞き
  • 現在のご自身の状態を知り
  • 次にどうすべきか
  • 例えば
    • 受診が必要なレベルか?
    • セルフケアで対応可能か?
    • またセルフケアをするならどのようなものがよいのか?
    • 日常生活で気をつけることは?

などに関する知識を得ていただきたいと思います。

コロナ禍における専門医へのアクセスとして、このオンライン診療を利用していただければと思います。

ウロギネのオンライン診療の大きな特徴は保険診療として行うことができます。すなわちご自身の保険診療の枠内でご受診可能です。患者さまも保険を使うことで安心を得ることができるという我々のこだわりをご理解いただければと思います。コロナ禍での新たな医療としての保険診療によるオンライン診療を上手に活用してみてはいかがでしょうか。

オンライン診療の対象となる方

子宮脱や膀胱脱などの骨盤臓器脱、頻尿、尿もれ、排尿困難などの排尿のトラブル、下腹部痛、腟の違和感、性交時の痛みなど、様々な女性のデリケートゾーンの悩みでお困りの患者さまがウロギネ・女性排尿機能外来の対象となります。以下にオンライン診療に向いている方を挙げます。

  1. 今の症状で本当に受診した方がよいのかわからない
  2. 今の症状で、どの分野にかかるべきなのかよくわからない
  3. いきなり対面での受診は抵抗がある
  4. コロナ禍における移動に不安を感じるために専門医に受診ができない
  5. 近くの婦人科(泌尿器科)にかかっているが、ウロギネの専門の医師にも相談したい

用意していただきたい書類

  • 保険証
  • 支払いのためのクレジットカード

※紹介状および前医でのデータは不要です

診療時間

毎週火曜日・水曜日・金曜日の8:30~8:50です。

月3回野村医師
他1回ウロギネ・女性排尿機能センターの医師(林、沢田、西尾、善山)

が対応します。

料金

初診:おおよそ1,000円

診療実績

ウロギネ・女性排尿機能センターはウロギネ領域において幅広い種類の治療を実施しております。
以下に主な治療の実績を示します。

  • 骨盤臓器脱約500例/年(腹腔鏡手術約300例、経膣手術約200例)
  • 尿失禁手術約150例/年
  • 膀胱水圧拡張術約150例/年
  • ボトックス膀胱壁内注入療法約60例/年
  • モナリザタッチ(膣内CO2レーザー照射療法)約70例/年

利用方法

利用方法は、以下のボタンからご覧ください。

申込方法

オンライン診療システム「Smart Cure」で、「患者登録」をお願いします。

患者登録後、「予約」から申込フォームをご記入ください。

当院担当から、ご相談内容と診療日時の連絡を差し上げます。